皆様お久しぶりです。ひと月も更新が遅れてしまいました。
順番の職員が産休に入ったため、こんなにあいてしまいました。

代理で白石です。


今日は漢方薬についてお話ししようと思います。
漢方薬にはどんなイメージがありますか？
「苦い」「あまり効かない」「ゆっくりしか効かない」。。。あまり嬉しくないイメージから、

「苦いから効いている感じ」「副作用が少ない」「体に優しい」。。。などプラスのイメージまで

あなたはどんなイメージをお持ちですか。

漢方薬には実は意外と即効性のあるものがあります。
たとえば急激な足の「こむらがえり」や、生理痛などの筋肉の収縮するような痛み。
「芍薬甘草湯」というお薬がよく聞きますが、30分程度では効果が出てきます｡

また、風邪には漢方薬が一番効果があると私は考えています。
漢方薬では「どのようなタイプの人」が、「どのような症状の風邪にかかっているか」をよく吟味して、それぞれに合ったお薬を処方することができます。それも､その人本来の免疫力を上手に利用して治癒させていくことができます。
本来、風邪は薬で「治す」ものではありません。お薬の力を利用して、ご自分で治っていく手助けをしているようなイメージです。

最近多いのは、「精神的な悩み」を抱えている患者様の来院です。
不安や悩みのために体調がすぐれない方の来院が増えています。
ストレス自体を取り除いてあげることはできないのですが、不眠の状態を少しでも改善させてあげたり（眠剤や漢方薬などを利用）、日常生活が楽に送れるお手伝いをしてあげたり、とその人の生活、好みに合わせて薬を処方し、いずれは薬なしでも生活していけるようなお手伝いをしています。
もちろん、本当に心が疲れていて精神科の先生の診察が必要だと感じた場合は紹介しています。

漢方薬について試してみたい､相談したい､とお考えの方は一度漢方の世界を覗いてみてはいかがでしょうか。
こちらは白石家の愛犬マロンちゃんです。マロンちゃんも犬なりに、悩みはあるのでしょうか？！